第二回、2015年5月31日には、作家、草間彌生氏を取り上げました。

日本を代表する作家で、強烈な個性を持つ作家です。我々の「制作の原点」を再確認させて貰える作家だと思いました。まず資料を見ながら、皆さんと「しゃべり場」。次に、実際に草間彌生氏の作品の「まねぶ場」、模擬制作をしました。

 

参加した皆様、それぞれ持ち寄ったものに、点描やタッチを描いて頂きました。面白いな~と思ったのですが、単純な点描でも、それぞれの個性が出る。そして不思議に、草間氏の作品に似たものにならないのです。やはり氏の、生々しい情動を刻み付けた作品は、真似の出来ないオンリーワンということが出来るのでしょう。それとともに、いくらでも同じものが量産できる大量生産方式に対して、今の自分の生を刻み付けていくというコンセプトが、人それぞれに適応可能だということが理解できた機会でした。