ねこまつり

表情もポーズも様々な、個性的な猫たちが楽しそうに宴会しています。これだけ個性を出せるというのは、よく見ているし、よく想像出来ている、脳の引き出しがたくさんあるということです。当教室で生まれた、傑作の一つと言えるでしょう。

猫の姿形は割とすんなり決まりましたが、苦労したのは古い神社の木肌をどの程度暗くしたらいいか?とか、着物やごちそうの色をどれだけ濃くしたらいいか?などの、全体の調整でした。結局、いいものというのは見過ごされそうなところまで、創意工夫がある。是非、この経験を忘れないで自信につなげていただきたい。

ご本人も意識していらっしゃったのですが、アニメ界の巨匠は参考にしています。私自身の考えとして、参考にすべき存在があることは幸せだし、胸を借りることは必要なことだと思っています。