第26回アートゼミの、結果を掲載します。 前回制作した自分の似顔絵に加えて、メンター(親しい相談役)のキャラクターを考えてもらい、二人にデッサンについて語ってもらうことにしました。
まず、 メンターのキャラクターを考えていただきました。メンターは、身近なひとでも架空のものでも構いません。イケメンでも、美少女でも、それぞれが好きなものを選ぶことにしました。親しみやすく、素直になれるキャラクターが大切です。
そして、それぞれの顔を並べて、デッサンについて会話をしていきました。チャット画面のような設定を作り、お互いの会話を並べていく方法を取りました。振り返ってみると、打ち解けた雰囲気は良かったのですが、ちょっと踏み込みが甘かったかな?推測するに、 皆さんは自問自答をそれほど行っていないし、慣れてもいないのかも知れません。
会話を通して、表現には承認欲求が深く根差していることに、気が付きました。反面「変に思われるかもしれない。」と人目を気にして、自分を押さえています。 素直に好きなものを表現して承認を得たい、でも素直になれない。そういう葛藤が、常にあるのです。でも、考えて少し整理された結果、皆さん幾分すっきりしたようです。
自問自答は、奥が深いと思いました。 自問自答は、悩む力です。問題点に関して、まず疑問を持つだけでも、心のもやもやが整理されます。疑問に対して、具体的な解決策を試してみる、そうして作品が掘り下げられていきます。