受講生の方が優秀だったことは、認めざるを得ません。
やる気、真面目さ、継続力、ここまでは当たり前かもしれません。

まず、文章力。
最初の頃から、文章をたくさん書いて送ってくれていました。
聞けば、文章を書くことには抵抗が無いようで、そのためにコミュニケーションが上手く行ったようです。
第一志望の入試で、小論文が出題されていましたので、カリキュラムを円滑に進めることが出来ました。
また受験では、論理的思考が、実力を伸ばしていくためにとても有効に働きます。
それは、クリエイティブ系だとしても同じだと、経験上思っています。
文章をたくさん書くことは、受講者の方の論理性を高めることに役立ちました。

次に、自主性。
自主性とは、自分で考え、自分で試していくことです。
自主性と、クリエイティブ系との相性は、とても良いと思っています。
例えば、東京芸大では、ノートの提出や、自由課題の制作など、受験生の考え方、独自の手法について、審査しようとしています。九州大学では、テーマを与えられて、論文と紙立体とそれをデッサンするという、自立自走型人材の発掘を行っています。自主的な思考の訓練は、クリエイティブ系入試にも、実際に問われているのです。

通信制で、文章のやり取りをすること、自分でじっくり考えて進める自主性が保たれること、これは案外、難関校受験にハマるのではないかと考えています。