今回は、自分の似顔絵と師匠キャラクターに、新しいデッサンの練習について語り合ってもらいました。 師匠からは、自分の足りないところに、ストレートな質問が飛んできます。「あなたの足りない点は、アイデアと繊細さだ!」

そして、それを練習するための「お題」を話し合っていきます。 「お題」は、自分の足りないところを補って、しかも楽しく練習できるモチーフです。
私のドローイング集 https://artt.jp/2019/07/21/drawing-collection-isao-toshimori/ の画像から、皆さんに自分の好きなものを選んでもらいました。

また、自分の好きなモチーフも選びます。
そして、練習していきながら、自分に合う方法を探していきます。 ある人は「おっぱい」を、ある人は「立体感を付ける方法」を、ある人は「タッチで塗る練習」を選びました。 自分の持ち味を選んだモチーフに合わせていく、それが自分の目指していきたい表現に繋がればベストです。

実際に、練習を繰り返していかなければわからない点もあります。パターン化し、マンネリ化してしまうこともあります。そのため、新しい試みを生かせる「自由度」も必要です。 そういう時は、また師匠と話し合い、違うものを組み合わせて行きます。

一連の、ドローイングのためのアートゼミは、今回で終了します。