踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損!損!
これは阿波踊りの有名なフレーズですが、流石というか、人生の達人というべき意味を含んでいるような気がします。新しいことに踏み出すには勇気が要りますが、達人は人生の楽しみ方を知っているのでしょう。勝てる勝負しかしない、というのもセオリーですが、失敗は成功の元や、経験の数だけ人生は豊かになる、のもセオリーです。事実、上手くなる人やいい絵を描く人は、数限りなく失敗を重ねています。むしろ、失敗を苦にしない、楽しんでさえいるかの様です。

失敗は確かに嫌なものです。でも、そうして制限をかけている内に、どんどん後ろ向きになっていくのも確か。もちろん経験のある人なら、練習は上手くいくまで失敗を続けていくことであり、直ぐには上手くならないことが分かっています。だから、とにかくやってみようというのが、踊る阿呆。そういうわけで、新年度の始まりを、新しいチャレンジを、この言葉で応援させていただきます。