結果を掲載します。

1等賞
該当者無し

2等賞

2等賞
力作です。最大の時間を掛けて、トライ&エラーを繰り返し、地道な努力を積み上げてきました。その作業量、熱量は、他を圧倒しています。しかし、どれだけ自分で判断できたかという点に関しては、弱いところがあります。まだまだ自力で修正する力が足りない、という訳で2等賞です。

3等賞

3等賞
作家の自負が芽生えてきました。ご自身でなるべく判断しようとしています。アイデアから自分自身の出所を探り、質の高い作業をしています。しかし今回は、色の活かし方、絵の描き進め方が上手く行きませんでした。構成力という、デッサン力でも高度な段階が今後の課題になってくるでしょう。自分の画風を確立するプロセスとしては、良い展開だと思います。

4等賞

4等賞
自分の表現したいことが、はっきりしていて強い作品です。しかし今回の作品は、好きなことに向き合うことより、ポーズが先行しているような違和感があります。作画に関しては、イラスト作品でも、構成力は今後一層必要とされます。ご自身の作画に向き合い、自分で判断するように心がけて行きましょう。

 

社会人から、クリエイターとして活躍する人が出てほしい、これが当教室の発足時から期待していることで、それは今でも変わっていません。当教室は、マンツーマンで受講者の方ととことん向き合う、これは最高の教授法だと思います。しかし受講者の方が、アドバイスに依存してしまうことも頻発します。

「自分の力で、自分の、作品を作ること」
このことを、改めて当教室の「目標」とします。とてもシンプルですが、実は簡単では有りません。競争を通して気付くために、コンクールを取り入れて4回目ですが、今回よりアドバイスを消化し、自己判断する姿勢を、審査基準に取り入れます。上を目指す方は、更に頑張っていただきたいと思います。

※初心者の方に合った段階、中上級者に合った段階がそれぞれにあります。今回は、中上級者向けのメッセージとお考え下さい。