第27回アートゼミの、結果を掲載します。 今回は自分の似顔絵に加えて 、メンターの師匠キャラクターを考えてもらい、二人にデッサンについて語り合ってもらいました。

前回のメンターは、優しく聞き役になってくれましたが、質問をぶつけたりはしませんでした。 今回の師匠は、少々厳しいところもあります。まず、皆さんにデッサンの要素を挙げてもらいました。線、構図、配置、形、プロポーション、明暗、陰影、空間、立体感、質感 といった具合です。

次に師匠に、デッサン要素の一つ一つについて、自分のデッサン力をの採点してもらいます。自分の出来ているところと、出来ていないところを、自分自身で洗い出す作業です。 その後、私も採点に参加しました。 皆さんの採点は、 「自分に厳しく」低く見積もりがちでした。 そういう対話を通して 、自分の意識しているところと、意識していないところも、洗い出されていきました。

自己評価は、難しいものだと分かりました。偏らない評価、自分の意識できていないところ を認識するには、他人の目が必要です。客観視が大切であることを、改めて確認する機会になりました。